辞表と進退伺い



辞表と退職届とでは意味合いが違います。


辞表というのはある程度の地位のある管理職が書くもので、一般的な社員には縁の無いものです。


勘違いをして一般職の社員が提出してしまうと罰が悪かったりしますので、あえて説明しておきます。


一般的な社員が会社に打撃を与えるような失敗を犯してしまったり、信用を失墜させるような出来事を引き起こしてしまった時には始末書を書きます。


それに退職願や退職届を一緒に提出するということはほとんどありません。


始末書を提出してその後の処分は上司にゆだねられることになります。


ところが管理職の場合はそう簡単にはいきません。


会社の存亡にかかわる重大なトラブルを引き起こしてしまった場合、管理責任を問われる立場にある管理職は辞表と一緒に進退伺いを同封して上層部の判断を仰ぐことになります。


自分の処遇を上層部に任せて処置を待つ、という意味の書類が辞表と進退伺いなのです。


進退伺いにしても始末書にしても、詳しい内容を細かく書く必要はありません。


それはすでに上司に伝わっているものなので、文書にする際には簡潔に4~500文字程度にまとめるようにします。


どちらの書類も、その内容をどうこうするといった類のものではなく提出することに意味のあるものだということを覚えておきましょう。


そしてワープロや電子メールが当たり前になりつつありますが、これらの書類は昔からの慣例にのっとって白い便箋に手書きで書くのが常識です。


心をこめて手書きで丁寧にかくべき書類のひとつと言えるでしょう。